一枚のステンレス板から様々な製品を製作しています。

更新日:2016年2月8日 新着情報一覧

ステンレス製品を製作するにあたり、弊社はステンレス板を切断し、曲げて(ベンダー加工)、穴あけ(ブランク加工)板金加工、溶接、研磨といったいわゆる板金加工で製作しており、また得意としております。

ステンレス製タンク

こちらは、製作途中のステンレス製のタンクです。ステンレスの板を曲げ円状にし、それをいくつか重ねて溶接し筒状にしていきます。

ステンレス製タンク2

そして、ステンレス板を数枚曲げて、漏斗上に溶接しタンクの下部にします。先ほどの筒状の部分と溶接することでタンクが完成します。タンクは基本的な製品ではありますが、技術の差により耐久性などに差が出てきます。

スクリューフィーダー

こちらのスクリューフィーダーの部品のひとつである上記の写真の赤枠の四角い部分ももちろんステンレス板から製作します。

スクリューフィーダー2

製品にあわせて、ご覧のように部品も専用のものを製作します。そちらを下記のようにアーク溶接で接合します。

スクリューフィーダー3

スクリューフィーダー4

さらに、このスクリューフィーダーの軸(シャフト)に巻きつくように溶接されている羽(リボン)もステンレス板をドーナツ型に切り取ったあと、らせん状に溶接していきます。このときアーク溶接の熱によるステンレスの収縮を計算しないと、設計図どおりにいかず性能がカタログどおりにならないことはもちろん、精度が低いため製品となりません。弊社自慢の技術工が製作することで短納期かつ、精確な製品をお客様に納品することが可能です。

今回は、一枚のステンレス板からできるジャケットタンクとスクリューフィーダーの二つのステンレス製品をご紹介させていただきました。これらの製品だけではなく弊社ではステンレス板から様々な製品を造りだしお客様のもとへお届けしています。技術工たちも「ものづくり」に魅せられ弊社に入社していますので、日々鍛錬し腕を磨いています。

現在、おかげさまで多くのお問い合わせをいただいています。より多くのご注文にお応えできるよう本年は、いっそう人材の確保に努めています。多種多様な製品を製作することで技術力が増し、他社様よりも短い教育期間で現場で活躍できるようになります。現在、求人専用サイトを運用し人材確保に動いています。ステンレス加工の技術者として働きたい方は、よろしければ下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。

技術営業・製缶工・溶接工の求人募集サイト-株式会社イシバシ

更新日:2016年1月14日 新着情報一覧

ステンレス製の装置とモーターなどを組み合わせたユニット化装置の製作も弊社の得意とするところです。主力製品であるスクリューフィーダーを単体でのご注文よりもユニット化でのご注文が最近多くなっております。製作から組み立て、輸送までワンストップで対応できるのが弊社の強みです。

ユニット化装置

こちらの写真の装置は第二工場で製作中のユニット化装置です。鉄製のフレーム架台にエアーを真空ポンプで次の工程へ送り込むための装置です。細かい粉体物を取り扱うため目詰りを起こさないようフィルターボックスも取り付けています。また、真空ポンプにはサイレンサーを装着することで稼働音を抑えています。

ステンレス製ホッパー

さらにこの装置には写真のようなサイクロンホッパーも取り付けられユニット化装置の中のひとつになります。直径は950mm、高さは2,500mmのステンレス製です。

今回、ご紹介した事例のように弊社では品質の高いステンレス製品だけではなく、装置としてお客様に納品することができるため食品メーカー様、医薬品メーカー様を中心にユニット化でのご注文が増えてきております。

これらの装置にご興味のある方は、ぜひ弊社のお問い合わせフォームまで、お気軽にご相談ください。

なお弊社では、多種多様なご注文にお応えするために、現在、人材の確保にも尽力しています。高い技術をもっている弊社の技能工が直接指導して、未経験者の方でもできるだけ早くお客様に満足頂けるレベルまで、第一線で働きながら教育していく環境を整えています。別途、求人専用サイトも運用開始いたしました。ご興味ございましたら、下記の求人募集サイトもご覧ください。

≫ 技術営業・製缶工・溶接工の求人サイトー株式会社イシバシー

更新日:2015年11月13日 新着情報一覧

現在製作中の食品工場向けのステンレス製ホッパー付きスクリューフィーダーをご紹介します。

ホッパー付きスクリューフィーダー

こちらはステンレス製ステージ架台の上に同じくホッパーに食品粉体物を投入し、スクリューフィーダーで粉体物を次の工程へ送り出す機械装置です。素材はすべて衛生面に強いステンレスを使用しています。

弊社が得意とするスクリューフィーダーを中心とするステンレス製品の機械装置(ユニット化)となります。技術工による確かな裏波溶接と美しく仕上げる梨地加工の技術の高さが好評いただいております。スクリューフィーダーのその他の事例につきましては「機械装置」をご覧ください。

そしてこちらは、製作中の水処理設備タンクとなります。長さ5000mm、幅1300mmのタンクです。

水処理設備タンク

弊社ではステンレス加工の技術を活かし、写真のタンクはもちろん、水ろ過装置、排水処理用汚泥脱水機などの各種水処理設備機械の製作をしています。詳しくは弊社サイト「水処理装置・設備」をご覧ください。

今年になり一層顕著になりましたが、大型の製品のご注文、お問い合わせが増えてきました。このご要望にお応えするために機械加工室を増設し旋盤加工、フライス加工を内製化することで製造工数を短縮し、より多くの製品の製作を可能にいたしました。さらに先日、フォークリフトも入ることができる研磨ブースを増設しました。

研磨ブース

増設したことで、今までよりも多くの大型ステンレス製品の加工・製作が可能になりました。

そして、設備の拡張だけではなく人材の確保にも注力するために求人専用のサイトも運営しています。ひとりでも多く溶接を中心とした機械製作に興味をもつ方が弊社の技術工として活躍することで、お客様のご要望にさらにお応えできる体制を日々整えております。

もしよろしければ、下記の求人募集サイトのほうもご覧くださいませ。

技術営業・製缶工・溶接工の求人募集サイト-株式会社イシバシ

更新日:2015年10月13日 新着情報一覧

汎用旋盤及び汎用フライス盤の専用機械加工室を新たに増設いたしました。旋盤加工、フライス加工を社内加工として対応します。こちらにより内製加工の幅が広がり、お客様の多種多様なご要望によりお応えできるようになりました。

汎用フライス盤

旋盤は以下の写真のようなスクリューフィーダー用の軸受けシャフトやリングといった機械加工部品(切削加工部品)の製作ができます。

軸受けシャフト

例えば具体的な例として、弊社が得意とするステンレス製スクリューフィーダーと自社工場で製作する機械装置と軸受けシャフトなど、機械加工部品をより柔軟に組み合わせ装置として納品することができます。

これらを実現することでステンレス装置のコストを抑えることができます。また納期の短縮も可能になります。内製化が進むことで工数の短縮にもつながりますので生産ラインも今までよりも多くのロットが製作できます。

 

現在、イシバシではより多くのご注文に対応するため内製化による業務効率化と同時に製缶工・溶接工及び営業技術職を募集しています。イシバシで製作するステンレス製の機械はオーダーメイドによる世界でただひとつの製品です。同じ製品はありません。中には難しいオーダーもあります。しかしイシバシは社員の皆が知恵と技術を振り絞って製作しています。モノづくりに興味のある方、もっといろいろなモノを造りたいという方を弊社では求めています。ご興味にある方は弊社の求人サイトをご覧になりお問い合わせください。

更新日:2015年8月1日 新着情報一覧
平素は、弊社をご利用いただき誠にありがとうございます。
弊社では下記の期間を夏季休業といたしますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
【期間】2015年8月13日(木)~2015年8月16日(日)
【営業開始日】2015年8月17日(月)午前8時から平常どおり営業いたします。
更新日:2015年8月1日 新着情報一覧

先月に続きまして現在製作中のステンレス製ステージ架台をご紹介いたします。

ステンレス製ステージ架台

こちら、幅4,000mm、奥行7,000mm、高さ3,000mmのステンレス製ステージ架台となります。こちらは衛生面を重要視する食品工場様向けのステージ架台となります。

先月ご紹介させていただきましたステージ架台は、第一工場での製作となりますが、本製品は第三工場での製作となります。弊社では複数の製作ラインでご注文にご対応しております。

ステンレス製ステージ架台ジョイント部分

他社様の製品と同じく、こちらのステージ架台もボルトで結合しており、複数のパーツに分解可能です。そして、お客様の工場に輸送し、組立設置し完成となります。

また、上の写真のステンレス製ステージ架台ですが、設計期間を除きますと製作期間60日で承っております。

ステンレス製ジャケットタンク

こちらは製作中の高さ1,000mm、直径1,000mmのステンレス製ホッパーになります。用途は小麦粉用になり、先ほどご紹介いたしましたステージ架台と同じく食品工場様向けになります。ステンレス加工製品を得意とする弊社は、食品工場様より多くのリピートでのご注文をいただいております。

弊社では今回、ご紹介させていただきましたステンレス製品のほかに多種多様のステンレス加工製品を製作しております。種類につきましては「ステンレス部品」をご覧ください。

更新日:2015年7月13日 新着情報一覧

弊社では、ステンレス製各種装置の加工から組み立てまでユニット化でお客様に納品させていただいています。ステージ架台201507

こちらは製作中の高さ4mのステージ架台となります。

こちらに同じく弊社で組み立てと製作している医薬製剤装置や制御装置などを組み合わせ(ユニット化)し、医薬製品製造工場へと納品されていくことになります。

弊社では6.5mまで対応のクレーンがありますので、このような高さのある装置を製作することが可能です。

現在、弊社では主力のステンレス製スクリューフィーダーはもちろん、スクリューフィーダーを使用した一連の装置(ステンレス製ホッパー、電動装置、ステージ架台etc)を製作から組み立てから納品までワンストップで行うことができるため、ステージ架台も含めてのご発注が新規工場の建設、あるいは設備の切り替えなどで増えてきています。

カラーチェック201507

こちらは、パッと見て何かを磨いている作業に見えますが、非常に大事な工程となります。

カラーチェック(浸透探傷試験)と言われる検査の光景となります。

カラーチェックは非破壊検査法によるチェックのひとつで、通常は「染色浸透探傷法」と言われる方法をとります。これは始めに溶接部に赤色の液を吹き付けます。そして一度拭き取り、今度は白色の現像液を吹き付けます。そうすると最初に吹きつけた赤色が拭いきれなかったところが溶接漏れ、あるいはクラック(傷)として浮き出て、漏れを探し出すことができます。画像はその色が残っているところ(溶接漏れ)がないかを視覚的に検査しているところ(観察方法)になります。

この作業は重要な工程となります。見逃すと溶接漏れの部分から劣化し、タンクにいれる材料に影響がでるなど操業に支障がでる部分となるためです。

こちらはどの工場様でも慎重にやられているかと思いまいますが、弊社でも特に慎重に行っております。その上でお客様から高い評価をいただいております「鏡面処理(バフ研磨)」、「梨地処理(ビーズブラスト)」、「酸洗い処理」といったステンレスの表面仕上げが活きていきます。

弊社では、すべての製品に対し画竜点睛を欠くことなく細心の注意を払って製作しております。このような製品は可能でしょうかといったことにつきましては,お気軽にお問い合わせください。

更新日:2015年6月4日 新着情報一覧

大田区産業プラザ展示会

6月4日大田区産業プラザで行われました“ものづくりVA・VE技術マッチングフェア”に参加いたしました。

今回は、弊社が最も得意といたしますステンレス製スクリューフィーダーを多くの会社様に直接ご説明し、ご理解をいただく良い機会となりました。

今後も新しい事へチャレンジし、日々精進してまいります。

更新日:2015年5月31日 新着情報一覧

スクリューフィーダー.jp

設備設計者様向けの専門サイト「スクリューフィーダー.JP」を開設いたしました。

種類別のステンレス製スクリューフィーダーのサイズ、材質、モーター出力などの仕様を製品画像と合わせてご紹介するスクリューフィーダー専門の総合サイトになります。スクリューフィーダー関連の製品をお探しの方はぜひともご活用ください。

スクリューフィーダー.JPはこちらになります。

 

更新日:2015年5月12日 新着情報一覧

弊社では、ステンレス製各種装置の加工から組み立てまでユニット化でお客様に納品させていただいています。

特に食品、医薬製剤といった衛生面を重要視するお客様からのお見積りやリピートでのご注文がさらに増えています。

ステンレス鏡面処理

こちらは、食品工場向けのステンレス製シンクの製作過程となります。シンク自体は難しい構造ではないですが、写真で行っている作業であるバフ研磨(バフ仕上げ)により完成度が格段に変わります。

バフ研磨をした製品は、鏡面状態となりますので見た目の美しさという外観面の特徴はもちろん、使用後、清掃するにあたって、洗い忘れの部分が目立つことから衛生面において強みをもちます。

さらに、バフ研磨は素材の表面強度を上げるため、耐久性、耐食性が上昇しますので、製品の耐用年数にも影響します。

バフ研磨は、仕上げをする技能工の「腕」が重要となります。弊社では自慢の技術工 が丹念に仕上げ、お客様に納品させていただいています。

今月は、前回に続き弊社で製作中のステンレス製ホッパーをご紹介したします。

ステンレス製ホッパー

こちらは、製作中のステンレス製サイクロンホッパーの一部分となります。サイクロンホッパーは、粉体物などを重い物と軽い物などに分離させるためなどに使用されます。例えば写真のサイクロンホッパーは本体から2本のパイプが伸びているのが見て取れるかと思いますが、こちらのパイプに分離した粉体物が仕分けられていきます。

当社では写真のように、一度に多数のステンレス製品を加工、製作、組み立てまでワンストップで行い、部品ではなく製品として納品することが可能です。お客様のニーズに柔軟に対応しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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設備設計者のためのスクリューフィーダー総合技術サイト:スクリューフィーダーJP

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