製品をディレクションする組立工につきまして

更新日:2017年3月30日 新着情報一覧

前回に続き組立工の仕事内容をご紹介いたします。

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組立工は、上の写真にありますように多数の部品を組み合わせて、複数のユニット化装置を完成させていきます。

以前も書かせていただきましたように、組立工はただ部品を組み立てるだけではありません。溶接、製缶の知識だけではなく装置に付けられるモーターなどの電子装置の知識も必要です。さらにはお客様との調整も弊社では組立工が担当します。調整を受けて社内の溶接などの各部署と調整をしていきます。言わば組立工は製品の完成までをディレクションする人物と言えます。それだけにやりがいのある部署です。

ユニット化装置の基本は先日の記事にありましたが、鉄製のステージ架台、弊社の主力製品でもあるスクリューフィーダー、そしてステンレス製ホッパー、モーターなどの電子装置などで構成しています。ここ数年は内製化がさらに進み設計からステンレス製の部品作り、組立て、そして納品までワンストップで対応しています。

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上の写真のような特殊な形状の装置を複数製作もしています。製作した装置はほとんどが大手食品メーカー向けに納品されます。誰もが知る商品の生産ラインに弊社の製品が使用されています。それだけに高い精度と耐久性が求められます。また衛生面も高い水準をクリアしなければいけません。弊社では高品質な溶接加工、そしてお客様からの評価が高い梨地処理(ビーズブラスト)と鏡面処理(バフ研磨)により、ひとつひとつの部品のクオリティを高く維持しています。その部品を最終的に組立工がひとつの装置として完成させます。

弊社では引き続き業務拡大のために組立工を募集しています。ご興味ある方はぜひ下記求人サイトを御覧ください。

技術営業・製缶工・溶接工の求人募集サイト-

更新日:2017年3月10日 新着情報一覧

この2年ほどで、おかげさまで多くのユニット化装置のご依頼が増えており、主力製品であるステンレス製スクリューフィーダーをしのぐ勢いとなっています。

ユニット化装置1

ユニット化装置2
現在も写真にありますように第一、第二工場とも複数のユニット化装置を製作しています。弊社で製作するユニット化装置は鉄製のステージ架台、ステンレス製スクリューフィーダー、ステンレス製ホッパー、モーターなどの電子装置などで構成されています。特にスクリューフィーダーでは千葉県内はもちろん、関東地方でもトップクラスの年間製作数になっています。食品工場向けがほとんどでオーダーメイドでの製作となります。

スクリューフィーダー

スクリューフィーダー

ステンレス製ホッパー製作光景

ステンレス製ホッパー製作光景

弊社では現在、機械設計部門を拡張したことにより、設計から製作、納品までをワンストップでご注文いただける体制を整え、多くの製品に適用させております。自社トラックもありますので一都三県(千葉、埼玉、神奈川)に納品しています。詳しくはこちらをご覧ください。

 

更新日:2017年1月16日 新着情報一覧

今回は、機械加工によるステンレス部品のいくつかの作成例について、ご紹介いたします。

ステンレス製ユニット化装置

こちらユニット化装置の組み立て前となります。ステンレス製ホッパー、フタの部分、ステージ架台、そしてシャフトとミキサー(ステンレス製スクリューフィーダー)やモーターなどを組み合わせて製作します。

シャフト

このシャフト部分の拡大写真ですが、このユニット化装置は小麦粉などの粉体物を撹拌するために使用に適した形状となっています。羽根の部分はステンレスの板を機械で曲げて作ります。機械加工の担当者による微妙な操作が要求されます。ただ、力を加えて曲げるのではなく、曲げると内側にシワがでてしまいます。シワをでないように、あるいは最小限に抑え、続く鏡面加工で滑らかな表面に仕上げます。

弊社では経験豊富な機械加工の技能工が加工を担当することで、豊富な製作実績があります。機械加工はほかに旋盤加工やフライス加工などがあります。旋盤加工、フライス加工につきましてはこちらをご覧ください。

シャフト2

また、旋盤加工はこちらのシャフトの先にありますように「外丸削り」で軸を削り出し、異なった径にします。ほかには「ねじ切り」でねじ部分を、「中ぐり」で軸に中空をつくるなどの加工方法があります。

現在、業務拡大のために組立工、旋盤工・フライス工を引き続き募集しています。技術を身に付けたい方、モノ作りに興味があるという方は下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。

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更新日:2016年12月8日 新着情報一覧

ステンレス加工の溶接工・製缶工につきましては今までも多くご紹介させていただきましたが、弊社で活躍する大事な工員はほかに組立工と旋盤工・フライス工がおります。

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こちらはたびたびご紹介させていただいております、ステンレス製品を組み合わせたユニット化装置です。このスクリューフィーダーやホッパー、モーター、ステージ架台などのパーツをアッセンブル(組み立て)するのが組立工の役割です。製品がカタログスペック通りになるよう調整しなくてはいけませんので、溶接、製缶、モーターを含む電子機器などなどの知識が必要な職種です。
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そしてこちらの写真は上が旋盤、下がフライス盤になります。この機械で製品を加工する工員を旋盤工、フライス工と呼びます。旋盤は円盤あるいは円柱状の材料を回転させ削っていく作業です。フライス盤は板状の材料をドリルで削りだし部品を作る機械です。あわせて機械加工作業と呼ばれています。組立工とは打って変わって、溶接作業に行く前の部品を材料から作り出すのが担当です。

弊社では写真のように汎用旋盤のマシンを使用しています。これは多品種単品加工がメインとなるためです。同じものがないため技量を要求されます。

現在、業務拡大のために組立工、旋盤工・フライス工を募集しています。技術を身に付けたい方、モノ作りに興味があるという方は下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。
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更新日:2016年11月6日 新着情報一覧

ピーニング

こちらはピーニング加工あるいはピーニング処理といわゆる作業工程です。弊社では打痕と言っています。打痕と言っても語彙のままの「傷跡」をつけるのではなく、溶接部分の歪み(収縮歪)をハンマーで叩くことで取り除き、平らにすることで品質の向上を図る作業です。溶接残留応力の緩和や溶接変形、そして溶接部に生じる割れを防止する効果があります。

一見、無造作に叩いているように見えますが技術工の腕の見せどころでもあります。ステンレスの板を叩きますので、大きな音がでる作業です。弊社がある千葉県習志野市の茜浜は工場地帯ですので、周囲の環境に影響されることなくピーニングをはじめとする各種作業ができます。また、技術工も耳栓をして作業することで耳への影響を最小限にしています。

ピーニングの後、鏡面仕上げなどの工程へ進み完成させていきます。

ステンレス製品

こちらは現在製作中のステンレス製品です。スクリューフィーダーやジャケットタンクといったステンレス製品を数多く製作していますが、このような特殊な形状の製品もオーダーメイドでご要望に応じています。

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こちらは増設いたしました第ニ工場となります。倉庫機能も兼ねており生産量と収納量がさらにアップいたしました。そして、さらなるご要望にお応えするために製缶工・溶接工を募集しています。オーダーメイドでのモノ作りに興味があるという方は下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。

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更新日:2016年10月9日 新着情報一覧

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こちらの一枚目の写真は、製作中の食品メーカー向けのユニット化装置の一部です。台の部分が容器のようになっており、原料や水分などを混ぜるのに使います。

食品を扱う装置は衛生上、特に注意を払う必要がありますので、鏡面仕上げによる加工となります。原料や油が少し残っていても鏡面仕上げですと目立つため、より完全な清掃が可能になり衛生的です。弊社では食品メーカー様向けに多くの実績がありますので多種多様なご注文に対応可能です。

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この3点写真は上より、ステンレス製スクリューフィーダー、鉄製ステージ架台、ステンレス製タンクとなります。弊社のユニット化装置で最も多いタイプの装置になります。大きさ、個数はお客様のご要望に合わせたオーダーメイドで製作しています。特に部品の中でもスクリューフィーダーは弊社が最も得意とするところで、スクリューフィーダー単体でのご注文も多く承っています。どのような種類があるかなどは弊社運営の「スクリューフィーダー.jp」をご覧ください。

弊社ではより多くのご要望にお応えするために製缶工・溶接工を募集しています。オーダメイドでのモノ作りに興味があるという方は下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。

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更新日:2016年9月2日 新着情報一覧

 

サニタリー配管

こちらはステンレス製のサニタリー配管です。食品工場で主に使用されます。弊社ではスクリューフィーダーを主軸としたユニット化装置のご注文を多くいただいておりますが、このような衛生面と耐久性に重点を置くステンレス配管も得意とするところです。ユニット化装置とセットで製作を依頼されることもあります。

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更新日:2016年8月1日 新着情報一覧

スクリューフィーダー

こちらのステンレス製の装置は組み立て前の食品粉砕機となります。粉砕機の一種となります。プラントメーカー様からのご注文で製作しており、食品残渣をこのユニット化装置で粉砕し、飼料用としてリサイクルいたします。

スクリューフィーダー2

ステンレス製スクリューフィーダーは弊社の主力製品ですが、こちらの写真にありますように羽の部分が刃になっており、細かく破砕することができます。

弊社ではこちら製品のほかにも多種多様なスクリューフィーダーを製作可能です。ご興味ある方はこちらの設備設計者のためのサイト「スクリューフィーダー.jp」をぜひともご覧ください。

粉砕機

そしてこちらが粉体処理装置です。

弊社ではお客様のご注文にお応えするよう技能工の育成に重点を置いています。また溶接工と機械(プラント)設計者を引き続き募集しています。モノ作りに興味があるという方は下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。

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更新日:2016年7月4日 新着情報一覧

ステンレス製ユニット化装置201606

今年に入り何度かご紹介しているステンレス製ユニット化装置が完成し、新たな倉庫に保管し出荷を待っています。
ステンレス製ユニット化装置20160602

今回のご注文ではステンレス製スクリューフィーダーはもちろんユニット化装置においても、弊社の年間生産に同等の数を上半期で製作いたしました。

弊社では小ロットからのオーダーメイドでのステンレス製スクリューフィーダーやステンレス製ホッパーなどの製品を得意としてきていますが、ここ1~2年は単体での製品に加えて、ユニット化装置のご注文の比率が多くなってきました。
ステンレス製ブロワー付きユニット化装置201606

この上の写真は現在、製作中のユニット化装置です。小麦粉を扱う装置でブロワーが付いています。ブロワーより圧縮された空気が排出されることで、次の工程に小麦粉を運びます。小麦粉を扱う食品メーカー向けに10個前後製作しています。10個前後のユニット化装置であれば、柔軟に対応できる体制が整いつつあります。
ステンレス製覗き穴付きホッパー201606次にご紹介するのは、弊社でも多くご注文いただいている径でのステンレス製ホッパーとなります。ただし、通常とは違い、覗き穴があります。ステンレス板を曲げて溶接し、研磨して完成という通常のホッパーよりも一手間かかり、ただ穴を開ければ良いというのもでもありませんので、技術も通常の製品よりは必要です。

こちらのように弊社ではお客様のご注文にお応えするよう技能工の育成に重点を置いています。そしてさらにお応えできるよう溶接工と機械(プラント)設計者を引き続き募集しています。モノ作りに興味があるという方は下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。

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更新日:2016年6月4日 新着情報一覧

ステージ架台

先月もご紹介させていただいたステンレス製ユニット化装置がいよいよ大詰めとなってきました。ユニット化装置のために新たに倉庫を手配し、つづけて自社工場を改装しご覧の写真にありますように保管スペースを新設しステージ架台を保管しています。

ユニット化

今回の年間生産に匹敵するご注文も創業以来、こつこつとステンレス加工の技術を磨いてきた結果の一つかと考えています。主力であるステンレス製スクリューフィーダーを核としたユニット化装置は今では弊社の主力製品となりつつあります。

現在、生産体制をさらに強化するべく弊社では機械(プラント)設計者、溶接工を募集しています。

溶接機械設計

弊社の自慢の技術者たちによる指導で、一人前に出来るだけ早く育成できる体制をとっています。溶接工は同じ製品を大量に作るのではなく、今回のような大型案件もありますが、基本は小ロットでひとつひとつが違う製品を製作しますので技術は上がりやすい環境です。

機械(プラント)設計者はCADなどで設計をしますが、他のステンレス加工の業種にはない、特殊な設計となるため習得には少々時間かかります。しかし、その分習得すると長く携わることができます。またユニット化装置は、お客様の工場によって仕様が異なりますので、どのように設計するのが良いかなどを試行錯誤する楽しさを感じるポジションです。

ご説明させていただきましたように、ただ今、設計者、溶接工を募集しています。ご興味ある方は下記の求人募集サイトのほうもご覧ください。

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