イシバシのステンレス製品の特徴につきまして

更新日:2018年1月31日 新着情報一覧

弊社では今までもご紹介させていただきましたが、様々なステンレス製品の溶接をしています。他社様ではスクリューフィーダーのみ、ステンレス製ホッパーのみなど特化しているところもあります。

ご注文から納品までワンストップで製品と携わることを目標としているイシバシでは、オーダーメイドで多品種少量生産ができる体制となっています。
ステンレス溶接1

ステンレス溶接2

こちらの写真のように、イシバシの技術工は最終製品(ユニット化装置)ごとに違うサイズ、形状のステンレス部品を日々、溶接、研磨など製作しています。一枚の写真にハンマーが写っていますが、こちらは叩きながら歪みを修正し、溶接をしていくために使用します。同じステンレスでも、直径、長さ、厚み、そして季節の温度など部品ごとに違うため、経験と技量が重要視されます。ロボットによる大量生産では製造量は遅れをとりますが、小ロットでの生産では、都度データを最適化する工程は技術工には不要のため、即時に対応できます。

今まさにAI時代の幕開けとなり、今後10年で半数の職業がAIに取って代わると言われています。生産性も格段に上がり便利になるかと思いますが、一方、弊社は工場向けに小ロット多品種の部品を製作していますので、イシバシの技術工は10年、20年後も腕を磨きを続けます。もちろん、より一層の効率化を図れる部分は推し進めることにより、コスト削減に努め、お客様のご希望によりお応えできるよう尽力いたします。

弊社では産業機械メーカー、プラントメーカー様などを中心にご注文を受けております。様々なステンレス製品を製作していますので、ご興味ある会社様はメールにてお気軽にお問い合わください。

更新日:2017年12月27日 新着情報一覧

先月に紹介しました、大型ユニット化装置の記事の続きとなりますが、今回はステンレス製スクリューフィーダー、ホッパーなどの製品や、これらを組み合わせたユニット化装置の完成までの流れを簡単にご紹介したいと思います。

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ユニット化装置は様々な部品からできています。例えば、上の写真のようなステンレス製ホッパーの蓋の部分は、ステンレス板を円形状に切り出し、叩くなどして山状にしていき、そして溶接で金具を取り付けて製作していきます。

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同じようにスクリューフィーダーなどの各パーツも、ステンレス板、パイプなどをカット、曲げ、溶接などの過程を経て作り上げていきます。

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そして、個々の部品を上の写真のように集め組み立て、調整することで完成します。

ユニット化装置を製作するにあたり、様々な部品を作る必要がありますので、部品の数だけのノウハウ、技術力が必要です。また、増えているご注文に対応するために、技術のある技術工を増員、育成しています。現在、特に10代、20代の技術工の育成に力を入れています。
その甲斐もありまして年末で製作物が増えている中ですが、遅れることなく納品させていただいています。来年もより多くのお客様のご要望に叶った製品を高い品質でもって製作いたします。まずはメールにてお気軽にお問い合わせください。

 

更新日:2017年12月6日 新着情報一覧

こちらは現在第一工場で製作している大型のユニット化装置です。

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上記の写真のとおり大型の電動モーター、ステンレス製タンク、ステンレス製スクリューフィーダーなどで構成されます。

もちろん、さらに大きな装置を製作することは可能です。しかし、一般車道を運搬できなくなるため、現地での製作となり期間やコストパフォマンスを考えると、運搬可能なぎりぎりのサイズのユニット化装置を複数設置したほうが良いことが多いです。

ステンレス製タンクひとつとっても、ステンレス板のカット、曲げ、溶接、梨地加工などでの研磨と多くの工程があります。それぞれを担当する技術工の一人の力ではなく、チームワークが必要となります。熟練の技術工から10代、20代の若く伸び盛りの技術工が一緒になって、一枚のステンレス板から製品を造っています。

おかげさまでご注文が途切れることがなく、日々多くの製品を製作させていただいています。ご依頼の製品もスクリューフィーダー、タンクなども都度、大きさが違います。小ロットで多種多様なものを制作しているためノウハウが各技術工に蓄積されており、さらなる挑戦も可能になっています。

ユニット化装置を始め、ステンレス製品では数多くの実績がありますので、「このような装置は可能か?」などお気軽にお問い合わせください。

メールでお問い合わせはこちらからお願いいたします。

更新日:2017年11月7日 新着情報一覧

こちら弊社で製作中のリボンミキサー(リボン羽)となります。ステンレス製の軸に羽の部分を固定するためのステンレス棒を溶接で固定します。

スクリュー羽根軸

スクリュー羽根

完成すると上記の写真のような製品となります。羽の部分がリボンのような形状をしているためリボン羽とも呼ばれています。粉体物などを外側の羽で中心に、内側の羽は外側に動かすことで拡散、対流、そして粉体物を細かくしていくことで混合していきます。

羽部分の切削技術、加工技術、熱による膨張を計算に入れながら、軸へゆがみなく設計図通りに溶接するための技術、鏡面仕上げの技術など複数の熟練の技術力が求められる製品です。

そのため、軸部分のみ、羽部分のみの製作を受けている企業もあります。

弊社では、オーダーメイドによる設計から納品までをワンストップで可能です。耐久性にも優れているため多くのご注文をいただいています。詳しくは弊社サイト「リボン羽」をご覧ください。

タンク2

また、ステンレス製のリボン羽、スクリューフィーダーだけではなく、こちらのようなタンク(水槽)も多く製作しています。現在は単体でのご注文は少なくなり、ステージ架台、スクリュー羽根、ホッパー(タンク)、モーターなどの電子機器を組み合わせたユニット化装置での納品が増えております。

ユニット化装置を始め、ステンレス製品では数多くの実績がありますので、このような装置は可能かなどお気軽にお問い合わせください。

メールでお問い合わせはこちらです。

更新日:2017年9月29日 新着情報一覧

ただいま、第一工場の半分以上のスペースを使用して、ユニット化装置を製作しています。

ユニット化装置ユニット化装置2

写真にありますステージ架台に弊社が得意とするステンレス製ホッパーや、主力製品でもあるスクリューフィーダー、各種モーターなどを取り付けていきます。

小型のユニット化装置から大型のものまで、設計からステンレス板の切り出し、加工、切削、曲げ、溶接、研磨や得意とする鏡面仕上げ、そして組み立て、納品まで、ワンストップで製作しています。弊社では、特に小麦粉など粉体物を運ぶのによく使われるステンレス製スクリューフィーダーの製作実績が今までに2,500あります。現在でも年間50本以上納品させていただいています。熟練の技術工による軸に取り付ける羽の角度、幅などを正確にしていき、ゆがみをなくし、溶接ではより耐久性がある仕上げとしていきます。

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弊社では日々、スクリューフィーダーやステンレス製ホッパーなど各種ステンレス製品を小ロットから数多く製作しています。弊社がある千葉県内はもちろん、全国的に全国的にもトップクラスの製作実績があります。また、これらの製品をお客様のオーダーに合わせたユニット化装置を製作しています。工場見学、お見積りなどお気軽にお問い合わせください。

メールでお問い合わせはこちら

更新日:2017年8月28日 新着情報一覧

現在、ステンレス製大型のタンクを製作しています。
ステンレス製タンクステンレス製タンク2

大型のタンクの場合、複数製作し、積み上げるようにして作っていきます。これは一枚のステンレス板で製作するより強度が上がるからです。また納期も短く、コストも下がるメリットがあります。
ステンレス製タンク溶接

こちらがステンレス製タンクを構成する部品を溶接している光景です。基本的な溶接であるだけに、技術の差が後々出てきます。弊社に注文していただいたお客様からは以前より耐久性に優れている、というお言葉をいただくこともあります。

これも主力であるスクリューフィーダーを始めとするホッパー(タンク)などの多種多様のステンレス製品を小ロットから日々製作することで、弊社の技術工の腕も日々向上していることによるものです。

また、以前ご紹介させていただきましたように、現在10代20代の溶接工が日々活躍しており、弊社の高い技術を持つ技術工の指導のもと、切磋琢磨しています。

そのため、通常よりも早く技術を身につけることができますので、より多くのお客様のご要望にお応えできるようにしています。

写真よりも大きいサイズの物も製作可能ですが、大きすぎると運搬できなくなるため、製品を設置する予定のお客様の工場などで製作することになります。技術工を現場に派遣する必要があるためコストが大きくなります。

このような場合、大きさが運搬できるサイズの製品でも可能であるならば、弊社の組立工が打ち合わせでご提案させていただいております。

弊社では10代20代の溶接工が活躍中です。業務拡大のため溶接工をさらに募集しています。詳細は弊社求人募集サイトをご覧ください。

更新日:2017年7月25日 新着情報一覧

今月も下記の写真にありますように、大小さまざまのステンレス製品の溶接を弊社自慢の溶接工が作業しております。
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時期により生産量の多いとき少ないときはありますが、主力のスクリューフィーダーを筆頭に、もう一つの主力といっても過言ではないユニット化装置を中心に年間多くのご注文をいただいています。

溶接作業においては様々な危険があります。一般的に知られている危険は溶接の光による目へのダメージです。これはガス溶接やアーク溶接は高熱、そして溶接時に発生する光(アーク光)は、赤外線、紫外線などが発生します。とくに可視光線と紫外線が強いため、直接目で浴び続けると電機性眼炎と呼ばれる症状となります。そのため、上の写真にありますような溶接面といわれるものでアーク光から目を守ります。

そして、この夏場の時期に特に注意しなくてはいけないのが熱中症です。連日関東地方では真夏日を記録しています。工場では溶接を主にしている関係上、温度が上がりやすく熱中症になりやすい環境です。

工場にはトラックの出入りが多く、搬出口が開きっぱなしになっているため、工場全体を閉め切って空調温度を下げることはできません。

そこで、先ほどの溶接面を被った溶接工が写っている写真の中央部にホースが見えています。各作業ブースにこのようなホースを設置し、エアコン設備より冷気を送り込むことで作業場の気温を下げることで、熱中症対策はもちろん快適に作業できる環境を整えています。むろん冷気がガス溶接に影響がでない距離に配置しています。

弊社工場の2階には、下の写真にあるようなエアコン設備が現在フル稼働です。一本一本のホースが各作業場まで伸びて冷気を送っています。
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弊社のステンレス加工の高い技術を維持するためには、これまで記載させていただいた技術工への教育、多くの多種多様な製品を製作することでの技術の向上だけではなく、少しでも快適な環境とすることも重要と考えています。

弊社では先月の記事でご紹介させていただきましたように、10代20代の溶接工が活躍しています。さらなるご注文にお応えできるよう技術工をさらに募集しています。詳細は弊社求人募集サイトをご覧ください。

 

更新日:2017年6月15日 新着情報一覧

弊社では現在、おかげさまで10代20代の溶接工が日々、主力のステンレス製スクリューフィーダーやホッパーなど製作していて技術力も向上しています。

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弊社ではステンレス製のスクリューフィーダー、ホッパー、タンクだけではなく、鉄製のステージ架台なども製作しています。

溶接だけではなく、弊社が得意とする梨地加工や鏡面仕上げ(バフ研磨)などの作業も担当することもありますので、ステンレス加工製品に必要な幅広い技術が身についています。

弊社ではベテランが丁寧に指導しており、若い溶接工も育っています。お客様のより多くのご注文にお答えするため溶接工などの技術工を募集しています。ご興味ある方は上記弊社求人募集サイト を御覧ください。

更新日:2017年5月24日 新着情報一覧

ステンレス製ユニット化装置

こちらは新しくご注文いただきました、製作中のステンレス製ユニット化装置の部品です。フレーム、ホッパー、スクリューフィーダーなど大小様々なステンレス製品を組み合わせて製作していきます。

これらのステンレス製品では、「溶接」が非常に重要になります。溶接の質が悪いと耐久性が劣ることはもちろん、先月ご紹介しました漏れ試験(検査)を通過することができず、再度溶接しなくてはいけませんので、最悪の場合、納期にも支障がでてしまいます。

ステンレス溶接

弊社の高い技術を持つ技術工が加工した製作物は、要求される寸法精度のクリアはもちろん、歪みが最小限になるよう作成しています。そのため、弊社の溶接は高いレベルであるとお客様に評価いただいております。

溶接も歪みを最小限にするだけではなく、突き合わせ、すみ肉、R角部とどんな形状も細部にわたり丁寧に仕上げ、そして弊社自慢の梨地加工(ビーズブラスト)や鏡面処理(バフ研磨)をすることで耐久性、衛生面、そして美しさを兼ね備えた製品となります。
また、技術教育にも力を入れ、ベテランの指導による実践的かつ丁寧な指導で若い溶接工も育ってきています。

弊社では引き続き業務拡大のために溶接工などの技術工を募集しています。ご興味ある方は上記弊社求人募集サイトを御覧ください。

更新日:2017年4月25日 新着情報一覧

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弊社では漏れ試験(検査)と呼ばれる水圧試験は自社内で実施しています。この試験は文字通り溶接した容器に水圧をかけて漏れがないかを検査するものです。肉眼ではわからないわずかな穴でも水鉄砲のように噴出するため漏れの箇所が一目瞭然となります。また、圧力を一定時間かけることでの耐久性も試験します。

弊社で製作するステンレス製品を中心としたユニット化装置は、「衛生面」と「耐久性」を重視する食品メーカーからのものが多くあります。「衛生面」は、弊社自慢の梨地加工(ビーズブラスト)や鏡面処理(バフ研磨)などで対応し、「耐久性」は技術工の高い溶接技術に加え、今回ご紹介した漏れ試験などで検査チェックすることで実現しています。梨地加工と鏡面処理につきましてはイシバシの技術情報をご覧ください。

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これらのスクリューフィーダーやホッパー、容器などのステンレス製品を溶接工、製缶工が丁寧に製作していきます。そして、上記の写真のような複数の部品を組立工が組み上げていきます。組立工につきましては弊社求人募集サイトをご覧ください。

弊社では引き続き業務拡大のために技術工を募集しています。ご興味ある方は上記弊社求人募集サイトを御覧ください。

上の写真のような特殊な形状の装置を複数製作しています。製作した装置はほとんどが大手食品メーカー向けに納品されます。誰もが知る商品の生産ラインに弊社の製品が使用されています。それだけに、高い精度と耐久性が求められます。また衛生面も高い水準をクリアしなければいけません。弊社では高品質な溶接加工、そして外部からの評価が高い梨地処理(ビーズブラスト)と鏡面処理(バフ研磨)によりひとつひとつの部品のクオリティが高くなっています。その部品を最終的に組立工がひとつの装置として完成させます。

弊社では引き続き業務拡大のために組立工を募集しています。ご興味ある方はぜひ求人サイトを御覧ください。

 

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