複数のユニット化装置製作につきまして

更新日:2018年8月9日 新着情報一覧

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こちらの2種類のステンレス製ユニット化装置を、現在並行作業で製作しています。ユニット化装置は弊社主力製品であるスクリューフィーダやホッパーなどのステンレス製品に、鉄製のステージ架台、モーターなどの電子装置などで構成されています。

イシバシでは、これらの部品をすべてオーダーメイドで製作することができます。そして、ワンストップでユニット化装置を製作することができるだけではなく、作業スペースも十分ありますので、今回のように2種類の装置を複数同時製作することもできます。

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上の写真はステンレス製ホッパーの製作しているところです。ホッパーの隣のスペースでユニット化装置の組み立てをしています。このように各部品を一から製作し完成させ、それらを組み合わせ完成いたします。

製品の搬送も以前紹介させていただきましように、自社でトラックを保有していますので、イシバシの拠点である千葉県習志野市を中心に東京都、埼玉県、神奈川県などの製粉工場様などに納品させていただいています。

オーダーメイドで設計から納品まで、ワンストップで製作可能なことで、納期の短縮が実現しています。このことで、リピートはもちろん、新規のお客様よりご注文をいただいております。

先月ご紹介させていただきましたが、熱中症対策を実施しています。職人の健康を大事にすることで製品の品質、納期に影響でないよう心がけています。製品のご相談につきましてはお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

 

お問い合わせにリンク [進小2]

更新日:2018年7月10日 新着情報一覧

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こちらは現在製作中のステンレス製ユニット化装置の部品です。ステンレス製ホッパーなど複数の部品で構成されています。下の写真はスクリューフィーダーのトラフ(ケース)の部分です。 
 
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ステンレス製スクリューフィーダーはイシバシでは2,500本以上の製作実績がある主力製品です。本製品は先月ご紹介した大型のスクリューフィーダーから直径Φ20mmの小型のもの、羽の形状もオーダーメイドで製作しています。イシバシでは毎年数多くのスクリューフィーダーを製作いたします。お客様からご要望をお聞きし、設計から納品まで、品質の高い製品をオーダーメイドで製作していることが当社の強みとなります。 

スクリューフィーダー大

オーダーメイドとして具体的には製品によって、羽の形状、羽の数などが異なります。スクリューフィーダーやホッパー、電子装置、ステージ架台などを組み合わせたユニット化装置はスクリューフィーダーが運ぶ粉体物の種類(大きさ、重さなど)を一定時間に要求される量をスムーズに送るための長さ、大きさ、モーターの回転数などを調整し納品しています。 

さて、イシバシが拠点を構える千葉県習志野市でも梅雨が明け、本格的な夏となってきました。ステンレス製ユニット化装置は、この夏場でもありがたいことにたくさんの製作依頼を受けております。・・・ということは、夏場の溶接作業は暑さとの戦いとなります。
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イシバシでは写真のように工場内に大型のエアコンを設置し、各作業場に冷気をフル稼働で送っています。ほかにもこまめな水分補給を徹底させるなどし、熱中症対策に心がけています。

これから本格的な夏がやってまいりますが、しっかり熱中症対策を行い、職人の健康を大事にし、また生産力が落ちないよう努めています。製品のご相談につきましてはお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。 

更新日:2018年6月1日 新着情報一覧

大型スクリューフィーダー
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こちらの大きなステンレス製スクリューフィーダーは長さ6,000mm、φ(直径)114mmの大型の製品です。

通常弊社で製作するスクリューフィーダーの2倍から3倍の長さとなります。この製品は、10年ほど前に同じものを製作いたしました。今回、製品の交換ということで同じ会社様よりご注文いただきました。

各工程1人体制でいつもは製作いたしますが、このクラスの大きさとなりますと2人体制での製作となります。そして、羽の部分などの仮付け溶接も1日がかりでの作業となります。この大型スクリューフィーダーを数本、並行作業で製作しています。

このようなイレギュラーかつ10年に一度の製品であっても、様々な種類でのオーダーメイドでの製作が強みである弊社の溶接工は迅速に対応しています。また、品質も強みでありますので、この製品をオーダーしていただいた会社様のようにリピートでのご注文を多くいただいています。

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川、埼玉県など首都圏を中心にステンレス製品を納品させていただいています。

20代の若手からベテランまで技術工が日々、大手製粉メーカー様、医療機器メーカー様にてご利用頂く製品をオーダーメイドで製作しています。ご興味ある会社様はメールにてお気軽にお問い合わせください。

更新日:2018年5月2日 新着情報一覧

焼け写真にある赤丸の中の黒い部分は、ステンレスの溶接により生じた溶接焼け(スケール)の部分です。ステンレスを溶接するとこの溶接焼けがでます。放置すると見た目が悪いだけではなく、この部分より腐食が起こってしまうことがあります。

一般的にステンレスは錆びにくいと言われています。 その理由はステンレスの表面には不動態皮膜という薄い膜が形成されており、この膜が水分、あるいは酸による腐食(サビ)を防いでいます。

しかし、高温での溶接で、焼け(スケール)ができることにより不動態皮膜が破壊されます。保護する保護膜がなくなるため、焼けの部分より腐食が始まります。

焼けの部分は保護膜がありませんので、例えば家庭用に発売されているステンレス製のシンクやコンロの焦げをとるための、スチール製のワイヤーブラシなどでこする(研削)と見た目としてはきれいになります。

ただ、それだけでは保護膜がない状態のままですので、削り取った部分より腐食は進んでしまいます。そこで、焼けを取るだけではなく再度、不動態皮膜を作ることも必要です。いくつか方法がありますが、弊社では電解法による処理をすることで焼けをとりつつ保護膜を形成します。その後、部分によっては鏡面処理などを行い仕上げしていきます。
焼けとり

この処理は基本的な作業ではありますので、ステンレス加工をしている工場であれば、種類に違いはありますが、焼けとりはしています。基本だけに疎かにしないことで、製品の仕上げの美しさ、耐久力が変わってきます。

株式会社イシバシは、千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川、埼玉県など首都圏を中心にステンレス製品を納品させていただいています。

20代の若手からベテランまで技術工が日々、大手製粉メーカー様、医療機器メーカー様にてご利用頂く製品をオーダーメイドで製作しています。ご興味ある会社様はメールにてお気軽にお問い合わせください。

更新日:2018年3月31日 新着情報一覧

こちらの写真はディスクグラインダー(研削盤)を使用してのステンレス製品の研磨作業の様子です。ディスクグラインダー1

ディスクグラインダーは円形の砥石が高速回転することで研削をする機械です。金属をどんどん削ることができるため、それぞれの製品にあったR(カーブ)を作成することができます。
ディスクグラインダー2

上記の写真のように弊社イシバシの主力製品の一つでありますステンレス製スクリューフィーダーの製造においても使用いたします。

ディスクグラインダーはホームセンターなどでも削り加工や切断加工などの用途で販売されている一般的な機械です。基本的な道具だけに、使用する人の技量がそのまま反映される部分です。弊社の若手の技術工も溶接、研磨などと一緒にこの切削加工の技量を初期の段階で上げていきます。弊社の製品はほぼオーダーメイドとなりますので、同じスクリューフィーダーであっても、羽根の角度、軸の径、長さが違うためルーチンワークにならないため、通常よりも早く技量が上がっていきます。

千葉県習志野市を拠点に、東京、神奈川、埼玉県など首都圏を中心にステンレス製品を制作している株式会社イシバシは、20代の若手からベテランまで技術工が日々、大手製粉メーカー様、医療機器メーカー様といった産業機械メーカー様にてご利用いただいている製品を製作しております。様々なステンレス製品を製作していますので、ご興味ある会社様はメールにてお気軽にお問い合わせください。

 

 

更新日:2018年3月5日 新着情報一覧

弊社で主力として製作していますユニット化装置は、様々な部品で構成されています。
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スクリューコンベア

こちらの製品はスクリューコンベアのトラフ(ケース)部分です。トラフの中でステンレス製スクリューフィーダーが回転することで、推力が発生します。この推力で内容物(製粉などの粉体物)を次の工程に移送します。トラフも形状により種類がいくつかあります。
スクリューフィーダードリル

スクリューコンベアのコアとなるスクリューフィーダーにつきましても、こちらの写真にありますように用途により、旋盤機でスクリューフィーダーの軸に穴を開けていきます。
ユニット化装置倉庫

ステンレス製ユニット化装置は第三工場にて、それぞれの部品を集め組み立ていきます。ステンレス製スクリューコンベアと鉄製のステージ架台、モーターや制御装置などの電子装置で構成されますが、弊社ではお客様のご要望によりオーダーメイドで製作しています。

弊社ではユニット化装置を始めとした各種ステンレス製品を大手製粉メーカ様、医療機器メーカー様などを中心にご注文を受けております。様々なステンレス製品を製作していますので、ご興味ある会社様はメールにてお気軽にお問い合わせください。

 

更新日:2018年1月31日 新着情報一覧

弊社では今までもご紹介させていただきましたが、様々なステンレス製品の溶接をしています。他社様ではスクリューフィーダーのみ、ステンレス製ホッパーのみなど特化しているところもあります。

ご注文から納品までワンストップで製品と携わることを目標としているイシバシでは、オーダーメイドで多品種少量生産ができる体制となっています。
ステンレス溶接1

ステンレス溶接2

こちらの写真のように、イシバシの技術工は最終製品(ユニット化装置)ごとに違うサイズ、形状のステンレス部品を日々、溶接、研磨など製作しています。一枚の写真にハンマーが写っていますが、こちらは叩きながら歪みを修正し、溶接をしていくために使用します。同じステンレスでも、直径、長さ、厚み、そして季節の温度など部品ごとに違うため、経験と技量が重要視されます。ロボットによる大量生産では製造量は遅れをとりますが、小ロットでの生産では、都度データを最適化する工程は技術工には不要のため、即時に対応できます。

今まさにAI時代の幕開けとなり、今後10年で半数の職業がAIに取って代わると言われています。生産性も格段に上がり便利になるかと思いますが、一方、弊社は工場向けに小ロット多品種の部品を製作していますので、イシバシの技術工は10年、20年後も腕を磨きを続けます。もちろん、より一層の効率化を図れる部分は推し進めることにより、コスト削減に努め、お客様のご希望によりお応えできるよう尽力いたします。

弊社では産業機械メーカー、プラントメーカー様などを中心にご注文を受けております。様々なステンレス製品を製作していますので、ご興味ある会社様はメールにてお気軽にお問い合わください。

更新日:2017年12月27日 新着情報一覧

先月に紹介しました、大型ユニット化装置の記事の続きとなりますが、今回はステンレス製スクリューフィーダー、ホッパーなどの製品や、これらを組み合わせたユニット化装置の完成までの流れを簡単にご紹介したいと思います。

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ユニット化装置は様々な部品からできています。例えば、上の写真のようなステンレス製ホッパーの蓋の部分は、ステンレス板を円形状に切り出し、叩くなどして山状にしていき、そして溶接で金具を取り付けて製作していきます。

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同じようにスクリューフィーダーなどの各パーツも、ステンレス板、パイプなどをカット、曲げ、溶接などの過程を経て作り上げていきます。

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そして、個々の部品を上の写真のように集め組み立て、調整することで完成します。

ユニット化装置を製作するにあたり、様々な部品を作る必要がありますので、部品の数だけのノウハウ、技術力が必要です。また、増えているご注文に対応するために、技術のある技術工を増員、育成しています。現在、特に10代、20代の技術工の育成に力を入れています。
その甲斐もありまして年末で製作物が増えている中ですが、遅れることなく納品させていただいています。来年もより多くのお客様のご要望に叶った製品を高い品質でもって製作いたします。まずはメールにてお気軽にお問い合わせください。

 

更新日:2017年12月6日 新着情報一覧

こちらは現在第一工場で製作している大型のユニット化装置です。

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上記の写真のとおり大型の電動モーター、ステンレス製タンク、ステンレス製スクリューフィーダーなどで構成されます。

もちろん、さらに大きな装置を製作することは可能です。しかし、一般車道を運搬できなくなるため、現地での製作となり期間やコストパフォマンスを考えると、運搬可能なぎりぎりのサイズのユニット化装置を複数設置したほうが良いことが多いです。

ステンレス製タンクひとつとっても、ステンレス板のカット、曲げ、溶接、梨地加工などでの研磨と多くの工程があります。それぞれを担当する技術工の一人の力ではなく、チームワークが必要となります。熟練の技術工から10代、20代の若く伸び盛りの技術工が一緒になって、一枚のステンレス板から製品を造っています。

おかげさまでご注文が途切れることがなく、日々多くの製品を製作させていただいています。ご依頼の製品もスクリューフィーダー、タンクなども都度、大きさが違います。小ロットで多種多様なものを制作しているためノウハウが各技術工に蓄積されており、さらなる挑戦も可能になっています。

ユニット化装置を始め、ステンレス製品では数多くの実績がありますので、「このような装置は可能か?」などお気軽にお問い合わせください。

メールでお問い合わせはこちらからお願いいたします。

更新日:2017年11月7日 新着情報一覧

こちら弊社で製作中のリボンミキサー(リボン羽)となります。ステンレス製の軸に羽の部分を固定するためのステンレス棒を溶接で固定します。

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スクリュー羽根

完成すると上記の写真のような製品となります。羽の部分がリボンのような形状をしているためリボン羽とも呼ばれています。粉体物などを外側の羽で中心に、内側の羽は外側に動かすことで拡散、対流、そして粉体物を細かくしていくことで混合していきます。

羽部分の切削技術、加工技術、熱による膨張を計算に入れながら、軸へゆがみなく設計図通りに溶接するための技術、鏡面仕上げの技術など複数の熟練の技術力が求められる製品です。

そのため、軸部分のみ、羽部分のみの製作を受けている企業もあります。

弊社では、オーダーメイドによる設計から納品までをワンストップで可能です。耐久性にも優れているため多くのご注文をいただいています。詳しくは弊社サイト「リボン羽」をご覧ください。

タンク2

また、ステンレス製のリボン羽、スクリューフィーダーだけではなく、こちらのようなタンク(水槽)も多く製作しています。現在は単体でのご注文は少なくなり、ステージ架台、スクリュー羽根、ホッパー(タンク)、モーターなどの電子機器を組み合わせたユニット化装置での納品が増えております。

ユニット化装置を始め、ステンレス製品では数多くの実績がありますので、このような装置は可能かなどお気軽にお問い合わせください。

メールでお問い合わせはこちらです。

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