エビ管の製作につきまして

更新日:2013年8月23日 新着情報一覧

弊社では主力製品に今まで2,000本以上の製作実績があり、現在も毎月製作していますステンレス製スクリューフィーダー(スクリューコンベア)がございます。

ステンレス製品のみ、あるいは鉄製品のみに絞っておられる製造会社もございますが、弊社ではどちらの製品も対応可能です。特にステンレス製の製品は、衛生面に注力されている医薬品や食品関係のメーカー様より、おかげさまで高い評価をいただいています。

今回は、同じステンレス製の製品のひとつでありますエビ管をご紹介させていただきます。

エビ管

こちらがエビ管となります。配管の曲がっているところがエビに似ているところから、こちらの名称になっています。工業高校の教科書にも掲載されている一般的な技法ではあります。

排気ダクトなどでもよく使われていますので、みなさん一度は見たことがある製品かと思います。いくつものパイプを角度切りし、溶接でつなぎ合わせることで完成いたします。メリットは自由に角度を設定できるということが挙げられます。

もちろん、ただ溶接すればというわけではありません。先月ご紹介いたしましたTIG(ティグ)溶接で行います。パイプの中に不活性ガス(アルゴンガスなど)を充満させ裏表同時に溶接していきます。表面からの溶接を上手くすることで内部も溶接されます。TIG溶接は作業に両手を必要とするため難易度が高く、熟練の技術者が製作すると薄くとも充分な強度がでます。

製品の用途によっては、機械でパイプを曲げるステンレス配管(パイプ)の製作も承っています。

ステージ架台

こちらは大手食品メーカー様の工場向けの鉄製ステージ架台となります。弊社ではジャケットタンク などの製作だけではなく、タンクを載せる架台も製作しています。また、写真にありますように塗装込みでの製作も可能です。

弊社では、得意分野でありますステンレス製品の製作はもちろんのこと、お客様のご要望にお応えするため、ステンレス製品だけではなく鉄製品の製作も承ることで納品までワンストップでの体制を整えています。

弊社では、様々な金属製品の製作を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

更新日:2013年7月30日 新着情報一覧

弊社の主力製品に主にステンレス製で製作するスクリューフィーダーがございますが、スクリューフィーダーの製作技術を応用した製品としてリボンミキサーがあります。別名「リボン羽」とも言われる製品で、粉体物などを効率的に混合させることが可能な製品です。

スクリューリボン

こちらの製品がリボンミキサーとなります。製品によってはより効率的な混合をするために二重リボン(二重羽)などにすることあります。今回、製作している製品は、クリーム状の食品を混合させながら次の工程へと運ぶという、混合と運搬の2つの機能となっています。

スクリューフィーダーの羽の部分が基本的に違う製品となりますが、羽の部分を均一に巻きつけることためには、熟練の技術が必要となります。

スクリューリボン仕上げ

上の写真は最終工程に近い段階ですが、ご注文いただいたリボンミキサーを製作する上で付着した研磨カスなどをアルコールで念入りに拭き取っています。この後、いくつかの工程を経てお客様の元に完全な状態で納品させていただいています。

TIG(ティグ)溶接につきまして

TIG(ティグ)溶接

弊社のステンレス加工での製品を製作する上で切っても切れない関係にあるものが溶接です。どちらの溶接業者様でも実施している基本的なことではありますが、弊社でも溶接棒を材質、板厚で変えています。写真にある溶接棒は弊社で使用している種類の一部となります。

鉄と鉄を溶接する、いわゆるアーク溶接を専門とする業者様は多いですが、弊社では鉄と鉄はもちろんのこと、得意分野であるステンレスとステンレス、またはステンレスと鉄の溶接、需要は少ないですがチタンの溶接なども行なっています。もちろん、使用する溶接方法や溶接棒も素材によって変えています。

弊社の得意分野であるTIG(ティグ)溶接は、ステンレスを溶接する上で一般的な方法ではあります。鉄を溶接するためのアーク溶接とは違い、溶接機と溶接棒が別々となっています。シールドガスとしてアルゴンやヘリウムなどの不活性ガスを使用し、電極にタングステンなどを用いた溶接方法です。TIG溶接は一般的に、耐蝕性、延性などにすぐれ、また酸化にも強いです。また、光沢のある仕上がりができるという特徴もあります。前述で記載しましたように、TIG溶接は溶接機と溶接棒が別々のため、両手での作業となり技術を必要とします。こちらは弊社の自慢の技術者たちが日々お客様のために製品を製作し、腕を磨いています。

弊社では、様々な金属の組み合わせでの溶接が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

更新日:2013年6月27日 新着情報一覧

弊社ではステンレス加工に強みがあることから、サニタリー製品の製作を多くご注文いただいております。

スクリューフィーダー などの主力製品はもちろん、弊社で得意としている製品のひとつに真空チャンバーがございます。

真空チャンバー

真空チャンバーは内部を真空にするための容器です。写真の製作中の製品は、用途が食材のため、素材はステンレス製となります。また、この製品は耐久性を高めるため板厚を厚くしています。さらに、真空チャンバーと真空ポンプを接続する真空フランジも耐久性を重視しています。

弊社では、用途に応じて様々な形状のステンレス製真空チャンバーを製作しています。他の事例もご紹介できますのでお気軽にお問い合わせください。

ろ過装置

こちらは老人ホームで使用される予定のろ過装置となります。

老人ホームなどの施設は浴槽などでのレジオネラ菌の繁殖を防ぐため、きれいな水を必要とします。この水を水道水で対応しようとすると莫大なコストがかかることから、地下水を汲み上げ、写真のようなろ過装置を使用されている施設が多くあります。

ろ過装置は当然、衛生面が重要視されますのでステンレスを使用することが多くなります。そのため、ろ過置もステンレス部品では実績のある弊社にご発注されるお客様が多くございます。

ろ過装置に限らずステンレス部品などご興味ございましたら、こちらまでお問い合わせお願いいたします。

 
更新日:2013年5月27日 新着情報一覧

弊社の主力商品であるスクリューフィーダーはおかげさまで2,000本以上の実績がございます。本年度も多くのご注文をいただいております。

また、弊社ではスクリューフィーダーの製造の技術を活かし修理も行なっています。

修理用スクリューフィーダー

こちらは現在修理のためにお預かりしているスクリューフィーダーです。羽根の部分は9mmと通常よりも厚いのですが、セラミック粉末を製造装置に送るのに使用するため、羽根の部分が摩耗しています。結果、製造効率が悪くなり修理となりました。

摩耗した羽根部分をバーナーで引き剥がし、新たな羽根を付け替える作業となります。もちろん、ただ付け替えるのではありません。バーナーを使用することによる熱で軸部分に変形が生じます。弊社の熟練の技術工が変形を修正しながら付け替えることで、ほぼ新品同様のスクリューフィーダーとなります。

羽根や軸部分の消耗具合によっては、新品をご発注いただいたほうがコスト改善となることもございます。お気軽にこちら までお問い合せいただければ幸いです。

こちらはメンテナンスではなく新規に製作していますスクリューフィーダーと付随する装置一式となります。大手ラーメンチェーン店様からのご注文となります。

弊社ではステンレス加工においての梨地加工には定評がございます。梨地加工は雑菌の繁殖を防止する効果を期待できることから、医療や食品製造関係の企業様より多くのご注文をいただいています。スクリューフィーダーの製造のみだけではなく、材料加工から仕上げ、装置の組立までワンストップで対応ができます。詳細は「機械装置」をご覧ください。

 
 
更新日:2013年4月17日 新着情報一覧

 お取引先各社様のご愛顧もありまして、弊社でも昨年末になりますが新入社員が新たに入社いたしました。一層、生産能力を向上させ皆様のご要望にお応えいたしたいと思います。

 今回は、弊社の未来を担うと期待している新入社員のご紹介をさせていただきたいと思います。

製作担当(倉田侑弥)

ー当社に入社した理由を聞かせてください。

  子供のころより物づくりが好きでした。前職も数年、溶接をしていましたが、仕事をしていくうちにいろいろな物を製作したいという気持ちが強くなりました。そういった時にこちらのホームページを見る機会がありました。製品がきれいであること、従業員の方の紹介もあり雰囲気もよさそうだと感じました。何よりも溶接が好きなので、この技術を自分のものにしたいと思い応募しました。

ー溶接の魅力は?

 とにかくやっていて楽しいです。上手くできたときの達成感は格別です。また、簡単には上手くいかないところが、やってやろうという気持ちになっていいですね。イシバシでは大きな製品が多く、同じステンレス製品がほとんどないので、どう製作するか考えるのも楽しいです。

ーどのような技術者になりたいですか?

 これしかできないという技術者にはなりたくないです。今は、応募のきっかけとなったステンレスの加工をもっと覚えて行きたいです。そして、溶接技術を磨き、誰からも認められて、どのような仕事にも対応でき任せられるオールマイティな技術者になりたいですね。

更新日:2013年3月20日 新着情報一覧

当社ではステンレス加工の製品を多く製作しています。ステンレスは鉄をベースとして、クロムやニッケルなどを混合した合金です。ひとくちにステンレスと言っても1種類ではなく、200種ほどの鋼種があります。熱膨張率が高いもの、塩分に強いものなどそれぞれ特徴があります。

こちらは当社の主力製品であるスクリューフィーダーの製作でひずみ取りをしているところです。スクリューフィーダーの軸に羽(送り部分)を溶接するにあたり、どうしても鉄よりも熱膨張によるひずみが生じます。このひずみをバーナーでステンレスを柔らかくしたところで、水をかけ収縮させひずみを取っていきます。

 バーナーで熱し、水をかけるという作業の繰り返しですので簡単そうに見えます。しかし、当社自慢の技術者が全体にひずみがなくなるようにするため、実は細かな技術を使っています。

このように、品質のよいステンレス加工品を、お客様に早く納品するのが私たちの使命と考えています。

当社のスクリューフィーダーにご興味ある方はこちらの製品紹介をご覧ください。

更新日:2013年2月26日 新着情報一覧

当社で製作中のステンレス加工品の1つ、ステンレス製ステージ架台をご紹介いたします。

こちらの製品はステンレス製ステージ架台に備え付ける階段となります。ステージ架台は当社でも多くのご注文をいただいている製品です。当社ではワンストップの納品を強みとしていますので、ステージ架台、フレーム架台に付随する階段などは自社で製作をしています。

直接食品や医薬品に触れることはない部分とはいえ、当社は寸法精度や仕上げに力を入れております。そのため取引先様より高いご評価をいただいており、おかげさまで多くのリピート注文をいただいています。

詳しくは、「フレーム架台」 のコーナーをご覧下さい。

更新日:2013年2月1日 新着情報一覧

 
こちらのステンレス製ホッパーは、同じく当社製作のスクリューコンベアに装着し包装充填機械の一部分となります。包装充填機械は文字通り包装に必要な材料(今回はビニール)を充填する装置です。

 当社では食品用、医薬製品、化学製品用など衛生面を特に気を使われる企業様からのご注文を多くいただいております。

 下のステンレス製品は大型ホッパーの一部となります。当社ではホッパーの製作だけではなく、組立までの内製体制を整えておりますので、発注から納品までワンストップでお客様に納品が可能です。フタ付き、ヘルール付きなどお客様のご要望に合わせて製作いたします。大きさにつきましても小型のものから大型のものまでお客様のオーダーに応じて柔軟に対応いたします。

 当社ホッパーにつきまして詳細をご覧になりたい方はこちら「円錐ホッパー」をご覧ください。

更新日:2012年12月27日 新着情報一覧

 当社ではステンレス製品の製造・組立を得意としておりますが、今回は鉄製のスチームヘッダーをご紹介いたします。

 こちらがスチームヘッダー、別名「蒸気管よせ」と呼ばれる製品です。スチームヘッダーは、ボイラーから出た蒸気をいったんこの装置に集め、水と蒸気とに分けてバルブの先にある各配管に分配する装置です。この装置から建物内部を縦横無尽に配管が張り巡らせています。

 当社ではステンレス製品に限らず、スチームヘッダーのような鉄製品まで、工場で必要な機械製品のほとんどを製造することができます。

 上の写真は当社の主力製品であるステンレス製のスクリューフィーダーです。大きさとしては中規模のものとなります。こちら先月ご紹介しましたステンレス製タンクと同じく石巻漁港に納品する製品です。

 小麦粉などの粉体物を運搬する用途でのご注文が多い同製品ですが、今回の製品は魚類の加工後に出る廃棄物を運び出すために使われます。そのため食品関係では衛生面の関係で行われる梨地仕上げなどはせず、耐久性重視で製作しています。

 先月のタンクと同様に当社製品が少しでも震災の復興のお役に立てればと切に願っております。

 
更新日:2012年12月26日 新着情報一覧
平素は、弊社をご利用いただき誠にありがとうございます。
 
弊社では下記の期間を年末年始休業といたしますので、あ 
 
らかじめご了承くださいますよう
 
お願い申し上げます。
 
 
【期間】2012年12月30日(日)~2013年1月6日(日)
 
【営業開始日】2013年1月7日(月)午前8時から平常どおり営業いたします。
 
« 前ページへ次ページへ »

ページの先頭に戻る

千葉県ものづくり認定工場

設備設計者のためのスクリューフィーダー総合技術サイト:スクリューフィーダーJP

粉体プラントエンジニアリングの求人募集サイト